タンクから水漏れ

タンクから水漏れ

トイレトラブルでは、タンクからの水漏れも非常に多いです。
用を足した後に流す水では、古いタイプのトイレの場合一度に約18リットル、
新しいタイプのトイレでも約8リットル程水が流れます。

この流す水は通常タンクに蓄えられているため、タンクのトラブルも必然的に多くなるのです。
トイレタンクから水が漏れている場合は、タンク内に何らかの異常が起きている可能性があります。
タンクの水が溢れ出す他、便器に水がチョロチョロとずっと流れている場合も異常が起きているサインです。

まずは、トイレタンクの中の構造を理解しておいた方が良いでしょう。
トイレには、タンクのふたが外れるタイプと外れないタイプ、タンクが無いタイプに分かれます。
タンクがあるトイレでは、ふたに手洗いが付いているタイプもあり、さまざまなタイプが存在するため、
それぞれ水漏れの原因も変わってきます。

まず、水漏れがタンクの内部で起きているのか、外部で起きているのかを見ましょう。
外部で起きている場合は、「給水管や給水管とタンクの接続部分のナットの緩みやパッキンの劣化、
給水管の劣化」
が考えられます。
この場合は、ナットを締め直したり、パッキンを買い替えて付け直すことで改善されることもあるでしょう。
それでも改善されない場合は給水管側に原因がある場合があるため、
業者に依頼して修理してもらう必要があります。
タンクの内部で起きている場合は、「タンク内の水を止める部品が緩んでいたり、劣化している可能性や、
その仕組みがうまく作用していない可能性」
が考えられます。

まず、ふたが外れるタイプのタンクであれば、外して中を見てみましょう。
中には、風船のような「浮き玉」というものが入っており、水位を測っています。
「ボールタップ」という部分と浮き玉が接続されており、浮き玉が下がれば水を溜め、
上がれば水が止まるという仕組みになっています。
このボールタップが何かの原因で故障した際に水が溢れ出す場合があります。
そのときのために設置してあるものが「オーバーフロー管」という装置です。
オーバーフロー管は、給水管のトラブルなどで給水が止まらなくなった場合に、
その水を便器に流してタンク内の水が溢れ出さないようにする役割をします。

そして、タンクの底には「ゴムフロート」というゴムカップのようなものがあり、
これは、用を足し終わった後にレバーを「大」や「小」に動かすと引き上げられ、
タンク内の水を便器に流す役割をしています。

これらの装置のいずれかが劣化していてうまく動作しない場合に水漏れが起こるのです。

「ボールタップ」
は、水を給水するたびに上下運動を繰り返すため、不具合や劣化が発生しやすいです。
水位がオーバーフロー管より下にあったり、給水が止まりにくくなった場合は
新しいものに交換した方が良いでしょう。

「オーバーフロー管」
は、管に亀裂が入ると水漏れしやすくなります。
ボールタップやゴムフロートを新しいものに交換しても改善されない場合はオーバーフロー管を点検しましょう。

「ゴムフロート」
は、常に水の中にある部品のため、劣化が早い傾向にあります。
レバーと鎖で繋がっているため、その鎖が切れたりして便器とタンクを繋ぐパイプにしっかりふたができなくなると、
水が便器の中に流れ続けてしまい、便器にチョロチョロ水が出続けることになります。
劣化している場合は交換が必要です。


これらの部品は、ホームセンターにも販売していますが、メーカーや型番を間違えたり取り付け方法を間違えたりすると、
水漏れは改善されません。
そのため、不安な人は業者に依頼した方が良いでしょう。

水漏れ修理